○浅漬けにふりかけて
○混ぜご飯、ふりかけ、浅漬け、和え物に
紫蘇には、青紫蘇と赤紫蘇がありますが、漢方薬として使われるのは赤紫蘇です。香りのよいものが良品とされています。
その赤い色はアントシアン系の赤い色素で、クエン酸などで酸化されるときれいな赤紅色になります。梅干を漬けるとき、塩もみして黒っぽくなった紫蘇の葉が、梅酢につけると、ぱっときれいな色に変わるのはそのためです。
この色素のほかに、精油成分であるぺリルアルデヒド、ピネン、リモネン、ペリラケトンなどが含まれ、抗菌、解熱、鎮静、抗菌作用が知られおり、お刺身のつまに紫蘇の葉が添えられているのは、魚介類による中毒や蕁麻疹に効果があるためといわれています。
身体を温める性質を持ち、肺、・脾・胃に作用しやすく体に侵入した寒邪を発散させ、胃の調子を整えます。
冬風邪の寒気・頭痛・食欲不振の改善が期待されます。